■ブラァン・ディヴィーズ-Bran,davies

ウィルがウェールズで出会った、金色の目と白い髪を持つアルビノの少年。
聖杯に刻まれた古文書−予言詩に謳われた「鴉の童子」で、13世紀にアーサー王の子(ペンドラゴン)として生まれたが、グウィネヴィア王妃の過去の不貞による不審を恐れる気持ちから、メリマンの力を借りて現代に連れて来られた。
オーウェン・ディヴィーズによって育てられたが、自分の素性に目覚めるまで母親は自分をおいて去ったのだと苛んでいた。

愛犬は「風見る銀目」ことカーヴァル。ウェールズの民族的楽器ともいえるハープが特技で、なんとエイスデズヴォド(国民音楽祭)にも出たことがあるという経歴の持ち主。
友達のいない子の割にユーモアあり、テンション高し、かっこよしなのだが、鏡の迷宮やマリ・フルイドに腰を抜かしてしまうというお茶目ぶりが愛しい。

ちなみにブラァンとはウェールズ語でハシボソガラスの意味。
ウェールズの神話伝承譚「マビノギオン」で描かれる、リールの息子ブラン、別名ベンディゲイドブラン(祝福されたブラン)がその名の由来。

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