■クリスマス・キャロル-Christmas Carol

毎年クリスマスの夜に、子供達が隊列を組み村の家々を廻って、その家の幸せを祈りながら聖歌を唄う習慣。どちらかというと「ワッセイリング」や「ウエイツ」と言う方が近いようです。クリスマス・キャロルとういと、街角に立って聖歌を歌い、恵まれない人々への募金を募る事だとか。

光の六つのしるし」ではウィル、ジェイムス、メアリー、バーバラ、ポール、ロビンの6人で歌い歩きに出かける。作中では「まきびと羊を」「楽しく安らえ殿方よ」「ダビデの村の」「神の御子は」「荒野の果てに」「酒宴の歌」「眠れ小さき幼子よ」「ヒイラギとツタ」「よきウェンセスラス王」が唄われる。作中のこれらの曲はかなりポピュラーで有名な曲なので、手近なクリスマス・アルバムでも聴けます。

キャロルとはもともと、キリスト教以前の古い信仰の形態を残す風習だったらしく、曲と踊りが一体となっていたものだそうです。輪になって踊ると言う意味もあったそう。しかししだいに教会から疎まれるようになり、楽しんで騒ぐ様な習慣やダンスは消えて行き、教会の指導にそった形でのキャロルが残るようになりました。

※カナダのLoreena McKennittのクリスマス・ミニアルバム「A Winter Garden」5曲入りミニアルバムで「眠れ小さき幼子よ」「楽しく安らえ殿方よ」「よきウェンセスラス王」などが、美しいハープとボーカル入りで聴くことが出来ます。

Blue Jayさんより、クリスマスアルバムのご紹介を頂きました。「#1 Christmas Album [LIVE]」「「よきウェンセスラス王」が入っているCD。まさにメリマンとウィルが歌っている感じです。アマゾンで試聴できます。」との事です。2枚組みのコンピレーションアルバムで、上記の曲では他にも「神の御子は」「ヒイラギとツタ」「ダビデの村の」「楽しく安らえ殿方よ」なども聴くことが出来ます。

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