■ミス・グレイソーン-Miss Greythorne

グレイソーン館の主で古老の1人。若い頃(恐らく1875年から数年以内)に事故にあい(乗っていた馬がつまづいて、ミス・グレイソーンの上に転がったのだという話)それ以来何十年も歩けずにいるが、車椅子にかけた姿はけっして人には見せない。細い顔にキラキラする瞳を持ち、灰色の髪を頭のてっぺんに梳き上げてまげに結っている。

クリスマス・キャロルでウィル達がミス・グレイソーンの為に歌いだす曲が「酒宴の歌」というのは、キャロルそのものが古いワッセイリングに起源を持つからなのかもしれない。
ウィルメリマンが時を越えて訪れる、1875年のグレイソーン館でのクリスマス・パーティーでは、まだ若く美しいミス・グレイソーンが大輪の白バラのようなドレスを着て登場する。

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