■ジョン・ローランズ-John Rowlands ウェールズのクルーイド農場で、エヴァンズ氏の下で働く羊飼い。浅黒い肌と目の色、頬高で整った口元…と、ケルトの古い血筋をあらわす容貌をそなえた彼は、古老とは違う普通の人間ながら、その不思議な存在を知っているもののひとり。 時として他の登場人物がかすんでしまうほど、大変存在感のある人物である。鋭く、そして確かでまっすぐな心をもっている。現代を生きている人間として、光の時に冷たく辛辣な部分を否定した。 作中ではその腕が披露されるくだりはないが、ハープの名手で、ブラァンやジェンにも教えている。地域に合った文化を身につけている人物が作中にいるというのは非常に嬉しいものだ。 |
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